梅花幼稚園は梅花学園の一教育機関として
1930年に開園され、以来80数年にわたり、
キリスト教精神に基づく幼児教育を中心に、
日々その教育内容の充実に努めてまいりました。
幼児期は人間教育の原点の時期であると言えます。
それは、幼児が「家庭」から離れ「社会」へ最初の
一歩を踏み出して、
同じ年齢の幼児と共に教育を
受ける時期であるからです。
梅花幼稚園では”自ら立つ子”を信条に、
子どもが自発的に心を動かして活動していけるよう
身近な自然を保育に取り入れた心の教育を行っております。
それは花や小虫などの生き物の生態に目をとめ、
子どもたち同士が共通の話題を通して関わりを深めていく手助けをしたり、
一方でひとりひとりの子どもの思いを保育者が大切に受け止めながら、
さまざまな表現活動を通して内面を育てていくという大変細やかな教育です。
また、子どもたちが心豊かに園生活を送っていくため「父母の会」と
緊密な連携を保ちながら、ご家庭と幼稚園での生活が一体化することを
理想と考えております。「父母の会」ではバザー・サークル活動等を通して、
会員相互の理解と親睦を深めていただいております。
従来から家庭的な幼稚園として親しまれておりますが、これからも多くの方々のご理解・ご支援を得て、よりよい「幼児の園」にしていきたいと心から念願しております。
決して先を急がず、一歩一歩地道に語りかけ、お子さまの成長の手助けをしてまいります。